プレスリリース
薬剤開発の分析・設計作業を効率化する電子実験ノートの新製品を発表
全社的バリューチェーンの構築で分野横断的なチーム協業を可能に
~Symyx Notebook by Accelrys の新バージョン
低分子医薬品、生物学的医薬品の開発高速化で、より高度な治療法を患者へ~
*米国アクセルリス社が2011年3月24日に発表したプレスリリースの抄訳です。
米カリフォルニア州サンディエゴ発-科学企業向けの研究開発ソフトウェアおよびサービスを提供する世界的なリーダー企業であるアクセルリス社(Accelrys, Inc. 本社:米国カリフォルニア州サンディエゴ、NASDAQ:ACCL/日本法人:東京都千代田区 代表者:庭山 章、以下アクセルリス)は、新薬開発の CMC(Chemistry Manufacturing Controls) 分野で分析、開発、製剤設計に従事する科学者をサポートする学際的な電子実験ノート(ELN) 「Symyx Notebook by Accelrys バージョン 6.6」を発表しました。
様々な分野で横断的に使用できる Symyx Notebook by Accelrys を使用すると、開発プロセスの初期段階における研究において、分野ごとに組織されたチームを超えて多様な治療用物質とその関連情報について共有することが可能となるため、規制に準拠した最も効率的で有益な手段を見出すことができます。また、この電子ノートは低分子化合物、生物学的医薬品の開発分野で分析、開発、製剤設計に従事するチームをサポートする機能も備えているため、独自のプログラム開発を必要としません。
「今日の医薬品開発は、製品の供給と提供の方法がますます多様化し複雑になっているため、データへのアクセス、知識・情報収集のための手段に加え、開発プロセスや組織力といった企業内の研究開発のための資源全体で調和を図っていく必要性がかつてないほど強くなっています」とアクセルリスの上級副社長兼 CSO (Chief Science Officer) である Frank Brown 博士は語ります。「医薬品開発のプロセスとデータを調和させることにより開発過程を効率化し、製剤から臨床試験までの期間を短縮させることで、法令に基づく提出書類をより早く正確に作成できるようになります。」
「業界の薬剤開発の進歩の中で、アクセルリスの新しいAccelrys Enterprise R&D Architecture は、研究開発におけるバリューチェーンの進化に対して確実に技術革新をもたらしています」とアクセルリスのソフトウェア製品担当上級副社長である Trevor Heritage 博士は語ります。「設定も容易で、分野横断的な活用が可能な電子実験ノートを使えば、分析、開発、製剤の各分野に携わる科学者は、手段や方法の入手、および製剤の選択と最適化をより短時間で行えるようになります。Symyx Notobook by Accelrys は、情報や技術の共有化を合理的に行うことにより、作業プロセスの効率を上げ、提出書類を迅速に用意し、製造に至る下流工程のスピードアップを図ります。」
また、既存のラボラトリー情報管理システム(LIMS)、科学データ管理システム(SDMS)、クロマトグラフィーデータシステム(CDS) などの実験インフォマティクス・ソリューションと Symyx Notebook by Accelrys を統合することで、一貫性のある正確な情報の保存とデータ処理が可能になり、知的財産の収集や異なる分野間でのやり取りを最適化できます。たとえば、Symyx Notobook by Accelrys と Thermo Scientific Watson LIMS を統合した場合、研究者が、生物学的分析のテスト結果、サンプルの一覧、薬物の代謝や動態の研究とレポートを、ELN と LIMS との間で電子的にやりとりすることができるようになります。これにより、手作業での転写やデータ操作と比べて作業時間が短縮されると同時に、ミスも減少し、規制遵守に関する問題が発生するリスクを低減できます。
QbD (Quality by Design) を目指す企業は、開発ライフサイクルで収集した有用な情報の集中管理に Symyx Notebook by Accelrys を利用することで、科学者が規定の設計空間内で様々な製品や開発プロセスに対する理解を深め、それを実証できるよう支援することができます。さらに、この電子実験ノートでは「想定外の事項に着目したレビュー (RBE)」を行う手法をサポートしており、品質管理担当者が偏りや材料の無駄を最小限に抑えながらレビューを迅速に完了できるようにすることで、商品開発期間の短縮やコスト削減を支援します。
アクセルリス エンタープライズ R&D アーキテクチャと薬剤開発
アクセルリス エンタープライズ R&D アーキテクチャはPipeline Pilot(TM) プラットフォーム上に構築されており、薬剤開発において直面する科学研究の多様性、実験プロセス、情報要件を最適化できるアプリケーションを備えた包括的なソフトウェアポートフォリオを提供しています。Pipeline Pilot に搭載されている化学および生物学のコンポーネントコレクションは、革新的な治療法を迅速かつ経済的に研究所から患者様にお届けするため、重要な開発機能を合理化して開発プロセスの効率と品質、およびコンプライアンスを高めます。また ELN を強化するため、Accelrys Isentris(R) では、社内および商用の合成および調達のためのデータベースを利用して経路の選択や最適化を支援します。Accelrys Lab Operations Suite では、作業要求、機材、容器、サンプルなど、開発ワークフローにおいて必要となる重要な物品の管理や追跡を行います。さらに、Accelrys Materials Studioでは、科学者が製品の安定性を予測したり、結晶構造や結晶化プロセスのモデリングやシミュレーションを可能にすることで、製品開発の前処方設計段階における実験の回数やコストを削減します。
詳細はこちらをご参照ください。
▲ページトップへ戻る