プレスリリース
アクセルリスの新たなケムインフォマティクス・スイートにSCYNEXIS 社の HEOS(R) を追加
~両社のパートナーシップの拡充により、ネットワーク上のチームによる共同創薬研究を促進、合理化する堅牢なクラウドベースのシステムを提供~
*米国アクセルリス社が2011年10月10日に発表したプレスリリースの抄訳です。
ギリシャ、アテネ発 -- 科学企業向けの研究開発ソフトウェアおよびサービスを提供する世界的なリーダー企業であるアクセルリス社 (Accelrys, Inc. 本社: 米国カリフォルニア州サンディエゴ、NASDAQ: ACCL/日本法人: 東京都千代田区 代表者: 庭山 章、以下アクセルリス) は、SCYNEXIS, Inc. (サイネクシス)と、包括的な創薬情報管理を実現するために 「SCYNEXIS Hit Explorer Operation System (HEOS)」の販売に関する契約を締結したことを発表しました。この再販契約は、アクセルリスと SCYNEXIS 社がより効率的かつ合理的な創薬プロセスの実現を目指して進めているパートナーシップをさらに前進させるものです。
「HEOS 」システムは、豊富な実績を誇る SaaS (Software-as-a-Service) ワークスペースであり、アクセルリスのアプリケーションとの連携により、共同創薬プロジェクトに携わる複数の企業間におけるリアルタイムなデータ共有をサポートします。
「技術革新を促進しコストを削減するため、創薬研究を行う組織は、他社や共同研究先の学術機関、開発受託機関などから成る柔軟なパートナー ネットワークを活用して、プロジェクトの外部委託を増やしています」とアクセルリスの上級副社長兼 CSO (Chief Science Officer) である Frank Brown 博士は語ります。「SCYNEXIS 社の HEOS は、クラウド上で知的財産の保護とセグメントを行うことにより、こういった複数の企業から成る複雑なネットワークの効率を最大限に高めます。IT にかかる経費と労力をできる限り軽減しながら、複数のパートナー間におけるリアルタイムの情報共有を促進することができます。」
今日の医薬品およびバイオテクノロジー業界では、研究開発を外部委託する傾向の高まりとともに、明確なデータ管理を課題とする新しい運用モデルが生まれています。従来型の社内データ管理システムは、複数の共同研究先と複数の拠点から成るネットワークをサポートできる設計にはなっていませんでした。そのため、電子メールやアップロード、ファイル転送などの手段を使用してデータを交換していましたが、セキュリティや知的財産権の保護に問題が生じていました。また、データにエラーやあいまいさが生じるリスクもあり、共同作業ネットワークの拡大や縮小に伴ってプロジェクト管理が非常に困難な状態に陥ることもありました。IT の観点からは、手作業によるデータ交換はリアルタイムのデータ更新に対応できないうえ、内部システムを外部で使用するための安全対策と監視に、追加の IT コストを必要とします。
このような課題に対応するため、SCYNEXIS 社の HEOS は、共同作業を行う複数の企業が、クラウド上で管理される化学物質登録、生物学的実験結果、計算化学や視覚的な分析、安全性評価および薬物動態データなどのプロジェクト情報に、リアルタイムかつ安全にアクセスすることを可能にしています。機動性に優れた設定が可能な HEOS ワークスペースでは、プロジェクトのリーダー企業が進行中の業務を中断せずに、迅速かつ安全にパートナーのアクティブ化や非アクティブ化を行うことができます。これにより、共同作業にあたって、全世界を対象とした安全で柔軟な情報管理と情報共有を必要とする企業に、最新の運用モデルを提供します。
「SCYNEXIS は、複数の企業が関わる創薬プロジェクトが抱えるデータ管理の課題解決向け、アクセルリスと提携できることを嬉しく思います」と SCYNEXIS, Inc. の社長兼 CEO である Yves Ribeill 博士は述べています。「世界規模の企業であるアクセルリスの、業界をリードするケムインフォマティクス・スイートの一部として提供されることで、既に数百数千もの化合物データや無数の分析テスト結果の安全な取得を実現し、高い評価を確立している HEOS システムは、今後より広い範囲に普及し、世界中の創薬研究ネットワークをサポートできることでしょう。」
さらにSCYNEXIS 社の HEOS 担当マネージャである Fred Bost 氏は「この契約は、顧みられない疾病のコミュニティを支援するプロジェクトにおいて、HEOS プラットフォームと Pipeline Pilot をはじめとするアクセルリスのソフトウェア・ソリューションの統合が成功したことが契機となりました。私たちは、今後もより広範な科学コミュニティに包括的なクラウドソリューションを提供していくことになるでしょう」と述べています。
過去7年間にわたり、SCYNEXIS 社の HEOS は、医薬品開発の初期段階から前臨床段階のプロジェクトまで、グローバルに展開するさまざまな医薬品およびバイオテクノロジープログラムの分野で実績を築いてきました。そして、顧みない疾病の研究を行っている 60 以上の組織から成る世界的なネットワークにおいて、標準の知識共有リソースとして活用されています。
HEOS は、このたび発表されたアクセルリスのケムインフォマティクス・スイートの主要な要素となっています。HEOS コラボレーション ワークスペースの詳細については、11月3日に実施するオンラインセミナー「Introducing HEOS(R) by SCYNEXIS - a Cloud-based Collaborative Drug Discovery Workspace」(英語)でご紹介します。
▲ページトップへ戻る