プレスリリース
ナノテクノロジーの計算科学に革新をもたらす「Materials Studio 6.0」を発表
~予測に基づく材料開発をサポート、最先端のマルチスケール モデリング/シミュレーションを実現~
*米国アクセルリス社が2011年11月29日に発表したプレスリリースの抄訳です。
米カリフォルニア州サンディエゴ発 -- 科学企業向けの研究開発ソフトウェアおよびサービスを提供する世界的なリーダー企業であるアクセルリス社 (Accelrys, Inc. 本社: 米国カリフォルニア州サンディエゴ、NASDAQ: ACCL/日本法人: 東京都千代田区 代表者:今野 ソクス 真生、以下アクセルリス) は、材料研究分野向けに総合的なモデリングとシミュレーション環境を提供するアプリケーションソフトウェアの最新版「Materials Studio® 6.0」を発表しました。
Materials Studio 6.0は、ますます需要が高まっているナノ/マイクロスケールの工学をサポートし、分子または原子のスケールにおける材料の特性や挙動と製品の性能とを関連付けることを可能にします。本製品が提供する最先端のモデリングおよびシミュレーション機能は、量子力学的手法の精度と古典力学的手法のスピードを併せ持つものです。材料候補に対する高度な仮想的スクリーニングと、迅速な物性予測により、性能、費用対効果、環境への配慮、持続性に優れた材料の開発が促進され、再設計サイクルに要する時間を最小化し、短期間で製品化を完了できるようになります。
「自動車、航空機、電子機器などの各業界で使用される次世代材料を創出するうえで、ナノサイエンスは大きな役割を果たすことになるでしょう」とフランクフルト大学の Bjoern Winkler 教授は語ります。「Materials Studio にはこのような材料の研究や開発に欠かせない計算科学機能が搭載されており、特にこの最新リリースは、過去最高の性能を備えています。」
ナノテクノロジー コンソーシアムおよび欧州委員会による第 7 次枠組み計画(FP7)のNanoInterface プロジェクトを通してMaterials Studio 6.0はアクセルリスの材料予測科学分野におけるリーダーシップをさらに高めました。産業界や学術分野のパートナーとアクセルリスとのユニークなコラボレーションにより、ナノテクノロジー コンソーシアムでは大型の分子系について構造と動力学の研究を迅速化する新しい DFTB+(Density Functional Based Tight Binding: 密度汎関数法に基づくタイト バインディング)モジュールを開発し、Materials Studio 6.0に搭載しました。また、2010 年に終了した欧州の NanoInterface プロジェクトでは、ナノ電子デバイスにおける金属-酸化物-ポリマーの界面挙動に関して研究者の理解を深めるため、Materials Studio のマルチスケール モデリング/シミュレーションの手法が活用されました。
「物質を原子や分子のスケールで操作する技術であるナノテクノロジーにより、利用価値の高いさまざまな材料やデバイスが作り出されています。」とアクセルリスの上級副社長兼 CSO(Chief Science Officer)である Frank Brown 博士は語ります。「パートナーとの緊密な連携のもと、アクセルリスではこの急成長する新しい科学を Materials Studio によって主流に押し上げるべく尽力しています。」
Accelrys Modeling and Simulation Suite の中心製品となる Materials Studio では、量子力学、古典力学、メソスケール、および統計的手法を含む、計算科学のあらゆる手法に容易にアクセスして、さまざまなシステムスケールやタイムスケールで材料を評価できます。Materials Studio 6.0 には次の処理を行うツールが搭載されています。
- 結晶構造や結晶化プロセスのモデリング
- 分子、ポリマー、触媒、その他の材料の物性予測
- 構造活性相関の構築
また Materials Studio Collection for Pipeline Pilot では、一般的な材料のモデリングとシミュレーションの手法を自動化し、使いやすい Web ブラウザ ツールを通じて計算科学が専門ではないユーザーにもわかりやすく表示することができます。
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